押し入れの中

押入れの中

2018-01-01から1年間の記事一覧

2008~2009

傍らに月を置いて よく眺めてごらん どんな肌をしいてるのか どんな色をしいてるのか どんな声をしているのか 傍らに月を置くだけで こんなに心が安らぐだろう 例えば君が母親になった時 傍らに眠る赤子の様に 傍らに月を置いてごらん

2016.09.18

遠い夜空のまたたきは 冷たさだけを伝えてる 離しましょう 言葉のありかはそのまた向こう

20140624

春のふちに腰掛け 夏を眺め 秋の池に糸を垂らし 冬の底に針が当たる

無題

何年も書いている割に、 自分の詩に題名が付けられません笑 付けるほど立派なものでもないし、 大袈裟になるような気がして気恥しいと言うか…。 とりあえずは、詩ができた日付をタイトルにあてようと思います。

20140118

0 1の生まれる 2の仲直り 3の安定 4の創造 5の導き 6の気配 7の危うさ 8の悟り 9の終わり 10の入口

20130426

いつか 私の郷愁の ドアが開いていたら 旅に出たと思ってください いつか 私の郷愁の 窓が開いていたら そこに同じ影を落として 同じ夕日を眺めてください いつか あなたが 私と 同じ目を 持てば 一枚 思い出の葉

20171118②

宵闇宇宙は飛び出して 我先にと家路を帰る 置いてけぼりの心も 手を差し伸べてエスコート 黄金の下へ 誰も見たことのない 誰かが木の下で 愛を諳んじる心が 君に伝わるだろうか 黄金の下へ 金平糖の精は踊り出し 後ろの夜から駆けてくる たくさん 思いがけず…

20131130

四角 シカク ノートの隅 うめる 埋める 広がる海がじわじわと これが良い これが幸せ 頭がしずむ 海の中 弾むよ 泳ぐよ どこまでか 誰か 誰も 誰にも 知られなくても 訪れよう

20131025

耳を澄ませば大小の 粒の音がばらばらと 誰もいない 誰もいない 灯りを消せば ひとりきり 頭の中 君のテンポがきらきらと お昼のかがやき届けに来る 真夜中に 真夜中に 耳を澄ませば大小の 雨の粒がばらばらと 君ひとり 君ひとり 瞼をとじて ひとりきり 頭の…

はじめに。

ブログ主です。 しがない音楽好きで、THE YELLOW MONKEY・吉井和哉さんとフジファブリック・志村正彦さんを心の中心に置いております。 今のような詩を書き始めたのは20、21歳頃からだと思います。 もともと詩を書くことは嫌いではなく、卒業文集に原稿用紙…